抑止力



抑止力

2021年1月16日
抑止力1

 

      最近は、めっきり地上波での放送が無くなった「時代劇」

      何故か、幼少の頃は、本放送のみならず、学校を駆け足で帰宅し

      4時ごろからの再放送を見ていた。

      まぁ、物語の筋書きは「勧善懲悪」の単純明快。米国の「西部劇」と

      同じで、物語はいつも同じ。

      そんな時代劇の一つでもある「当山の金さん」個人的には、杉良太郎も悪くないが

      松方弘樹が好みかなぁ。

      映画全盛期の頃なら、「片岡千恵蔵」かもしれないが、流石にその時代には

      この世に存在していないから、千恵蔵の金さんは、存じ上げない。

      そんな、金さん。いつもは、「遊び人風情で気のいい町人」の設定だが

      実は、権力者。

      そんな、人物。現代社会だと「違法捜査」のような潜入捜査を行い、事件の

      大本(黒幕)を突き止め、金さんを見くびって、悪人は自らの悪行を言い立てる

      (黙っていれば良いのに・・・)さらに遊び人の金さんは、腕が立ち悪人は

      歯が立たない。そんな大立ち回りの終盤に「この桜吹雪・・・・」の台詞が出て

      物語の見せ場に突入~

      悪人が気絶したところで、奉行所が駆け付け、金さんは立ち去る。

      更に話が進み、次の場面は、裁きでお白洲になる。

      悪人が節穴の目で、目前の人物が「遊び人の金さん」と同一人物は気付かず

      「悪いのは、遊び人の金さんだ」「金公が悪いんだ」「金公を呼べ」

      そんな罵声が飛び交う中、金さんが一喝し江戸言葉で

      「黙って聞いてりゃ、寝ぼけた事言いやがって!」と啖呵を切りながら

      あの場面で、片肌を脱ぎ桜吹雪が画面に、大写し!!

      そこで観念した、悪党はひれ伏す。間髪入れずに、罪状を言い渡す。

      よく出る罪状が「市中引き回しの上打ち首獄門」

      この台詞、幼心に「凄く怖い処刑」と刷り込まれた。今になりこの罰の真相を

      知ると、市中引き回しは追加の刑で、罪状が重い罪に該当するらしい。

      そこで、想像力を働かせ、その当時の町民は、どのように思っただろう・・・

      罪人が、極刑にかけられる前に、市中引き回し。要するに見世物の状態だ

      今なら、犯罪者にも人権と言われる時代。まず、このような行為は無いだろう。

      そもそも当時は「人権」などの概念も無いからね

      そんな引き回される様を見て「くわばら、くわばら」と唱えただろう。

      中には、犯罪に手を染めようかと思案していた人物が、その様を見て

      思いとどまった。

      そう、要は「抑止力効果」が、そこには働くのである。

      さらに、犯罪を行う人物も、それ相当の覚悟で、犯罪を行いお縄に縛られれば

      それ相当の、お仕置きを受けるの覚悟で、手を染める。

      それが、現代社会ではどうだろうか。

      「誰でもよかった」と自己より弱者を狙う、無差別殺人。

      犯行後の精神鑑定による、刑事罰の回避。

      まったくもって、罪を罰で償うと言う、基本的な理念が希薄な風潮。

      こんなのだから「犯罪を行ったほうが得になる」そんな風潮が蔓延しつつある

      あぁ、今の世を「遠山の金さん」鬼平犯科帳の「長谷川平蔵」がを見たら

      どう思うだろう?

      金さんは、お白洲で裁くが、長谷川平蔵は、事件現場で問答無用で悪人を

      切り倒す。今なら報道各社が騒ぐ事、間違い無し。

      今一度、犯罪に対する罰の見直しをしないと駄目なのでは、無かろうか。   









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