前世代



前世代

2019年6月29日
前世代1

 

             この映像、半世紀以上前のテレビ黎明期の番組

             「番頭はんと丁稚どん」

             あらすじは、江戸時代の商家を舞台にした人情喜劇

             今では、死語の「番頭」「丁稚」(丁稚は上方で関東は「小僧」)

             この仕組みが、今の時代からすれば信じられないような仕組みで

             丁稚は基本は「無給」10歳前後で住み込みで仕事をして、朝から晩まで

             ひたすら雑用。そんな期間を経て丁稚になる。

             今なら「無給で労働」なんて信じられない事だろうが、もし、江戸時代の人が

             この世の様を見たら、驚くだろう。

             「一人前の仕事も出来ないのに、お給金?信じられない!」

             そう思うだろうなぁ。

             いわゆる徒弟制度と言われる制度で、「悪しき制度」と認知されてるが

             この徒弟制度、技術職系には有効な制度で、技術伝承には必要と

             思える。

             新人(丁稚)で仕事を始める。まず何も出来ない。そうなると先輩の雑用

             雑用をこなしながら見聞きして、仕事を覚える。

             実際に作業をしても初めては、上手くできない事が大半

             むしろ、小僧にやらせるよりも、熟練者が行った方が効率も良く

             出来も良い。悲しいかなこれが現実。

             「仕事も出来ない」「出来ても効率が悪い」

             そんなのに、お給金を支払う。雇用者(親方)かさすれば、大きな損失。

             そう考えれば、丁稚は無給。強ち否定できない側面がある。

             このことを学校に例えよう

             義務教育が終われば、教育はお金の掛かるもの(金額の大小は有る)

             高校よりも更に高等な教育を学ぶと、それこそ高校の比では無いほど

             教育費が掛かる。

             この仕組みには、誰も疑問を感じずに「教育費」を出す。

             知識を教えてもらうことにお金を出す。誰も当然と思う。

             じゃあ、この仕組みを職人の世界に当てはめて考えるとどうだろうか?

             技術を親方から教わるのは、学校の授業(講義)に当たるだろう

             そう考えれば、教えてくれる人に謝礼を払うのは当然でしょう。

             そんな立場の関係なのに、「教える側が、教わる側に謝礼」と言う

             誠におかしな逆転の関係になってないか?

             なんでも習い事には「謝礼」が存在する。それが「飯の種」の技術を

             教わる事になると、逆に見習うが親方に手を出して「お金」を要求する。

             誠におかしな事ではなかろうか。

             まぁ、あくまでも極論なので・・・その点をご理解下さい。  









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